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先生だからといって偉いわけじゃない

だいぶ前のことにはなりますが、小学校で仕事をしていたことがあります。
臨時教員としての仕事ですが担任を持ち、さまざまな子どもや保護者の方と接し、自分にとっては非常に貴重な体験だったなと思います。
仕事を始めたばかりの頃の自分は、教育する立場で偉い存在だと思っていたり、舐められてはいけないと思っていた節がありました。
少し強気な物言いをしたり、高圧的な態度だったなと今でも思い出しては恥ずかしく思うくらいです。
しかし、その当時の校長と面談をした際に、教師だから偉いのではなく、子どもは自分を教育してくれる相手に敬意を払って尊敬するという意味で、本当の教育者は偉そうにしないものだと言われました。
私にとって教育とは物事を教えるということで、それは学科や授業を中心にしたものというイメージだったのですが、それだけではないと初めて気づいたのです。
自分の生活態度や物事の考え方から子どもたちは色々なことを学んでいます、そして自分もまた知らず知らずの内に子どもたちから多くのことを学んでいました。
教育とは双方向的なものであると気づいたのはこのときです。
先生だから偉いと考えるのではなく、お互いに学んで知ることで双方向的に成長していくことこそ教育の本質だと思っています。

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